rnishino

IT翻訳者Blog

翻訳、英語、ローカリゼーション、インターナショナリゼーションなどについて書いています。

28 1月

「ITエンジニアのための英語リーディング」の韓国語版が出版

拙著『現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング』(翔泳社、2017年)の韓国語版が昨年末に韓国で出版されました。

 ・韓国語書籍ウェブサイト
 ・日本語書籍ウェブサイト

表紙はオレンジ色っぽい色調の一方で、イラストは比較的似せて作ってくれたようです。

IT-Eng_200128_1

さすがに韓国語はわからず、何とか読めるのは自分の名前のハングル表記(니시노 류타로)くらいです。ただ、著者名は漢字の表記もありました。

IT-Eng_200128_3

自分も翻訳者なので、どう翻訳されているのか気になるところです。

一部内容は韓国事情に合わせてローカリゼーション(現地化)されています。たとえば以下のように「Japan's JLangTech to Buy …」みたいな英語例文は「Korea's KRlangTech to Buy …」のように変わっています。ただしこういった変更については、あらかじめ私の方に許可依頼がありました。

IT-Eng_200128_5
IT-Eng_200128_6

韓国の書店に入ったことはないのですが、日本のようにPOPが置かれるみたいですね。以下は韓国語版編集者のツイートです。



かなり丁寧に翻訳して出版してもらえたので、ぜひ韓国読者に満足してもらいたいところです。

以上です。
22 1月

オックスフォード英英辞典のコンピューター用語一覧

オックスフォード英英辞典(OALD)にはさまざまな分野の語彙リストが掲載されており、その中にコンピューターに関連する英語のリストもある。

 Computers
 https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/topic/computers

OALD_list_computers

図を見ると、単語一覧の右側に「C2」や「B1」といった記号がある。これはCEFR(Common European Framework of Reference)の難易度である。AからCの順に難しくなり、詳細は以下のように説明されている。

・A1 and A2 indicate elementary and pre-intermediate levels of ability.
・B1and B2 indicate lower- and upper-intermediate levels.
・C1 indicates advanced level.
・C2 indicates complete proficiency in the language.

https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/about/wordlists/cefr


また青いスピーカーでイギリス英語、赤いスピーカーでアメリカ英語の発音が再生される。

さらに「Filters」ボタンを使うと、以下のようなフィルターがかけられる。

OALD_list_computers_filters

CEFRで選択できるのはもちろん、下位トピック(Subtopic)で絞り込むことも可能だ。コンピューターの場合は以下の下位トピックがある。

・Computer hardware
・Computer problems
・Computer programming
・Computer software
・Using a computer

一般的な英語の辞書なのであまり専門的な単語は掲載されていないが、学習や知識確認に役立ちそうである。

(私の会社で「プログラミング必須英単語600+」を提供しており、プログラミング英語であればこちらも参考にしていただきたい。)


【追記】
Googleの開発者向け英文スタイルガイドを解説する最新記事が1/20に公開されたので、よかったらお読みください。

 英文スタイルガイド解説(3):手順の書き方
 https://progeigo.org/english-topics/2020/google-styleguide-3-procedures/
7 1月

プログラミング必須英単語600+更新、英文スタイルガイド解説の連載

私の会社で提供している「プログラミング必須英単語600+」を更新しました。新しいバージョンはv2020-01です。

初公開後にいただいたフィードバックを基に修正しました。フィードバックしてくださった皆さま、ありがとうございました。
以下の英単語の入れ替えをしています。

  • fire:「アドバンスト」に新規追加

  • auto:「アドバンスト」から「略語」に移動

  • ops:「略語」から削除


これら以外の修正は変更履歴にまとめてあります。



同じくプログラミング英語検定のウェブサイト上で、Googleが出している開発者向け英文スタイルガイドを解説する連載をしています。
毎月の掲載で、すでに2回分が公開されています。

 英文スタイルガイド解説(1):節の順序
 https://progeigo.org/english-topics/2019/google-styleguide-1/

 英文スタイルガイド解説(2):日時の書き方
 https://progeigo.org/english-topics/2019/google-styleguide-2-dates-times/

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著書/訳書
血と汗とピクセル
『血と汗とピクセル』


アプリ翻訳実践入門
『アプリ翻訳実践入門』


ソフトウェアグローバリゼーション入門
インプレス刊
『ソフトウェアグローバリゼーション入門』

達人出版会刊
『ソフトウェア・グローバリゼーション入門』


英語語源が魔術に変わる世界では
『英語語源が魔術に変わる世界では』


現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング
『IT英語リーディング』


アプリケーションをつくる英語
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『アプリケーションをつくる英語』

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第4回ブクログ大賞受賞】