「涼宮ハルヒの憂鬱」の最新作を見た。
エンドレスエイトと呼ばれる連話の 3 回目です。

これ、夏休みに何かをやり残したと無意識に思っているハルヒが 8/17 〜 8/31 までの時間をループさせているという話です。
そのループ回数、15,499 回!
2 週間分(8/17 〜 8/31)で 1 回なので、なんと 594 年になる。

記憶がリセットされるため、ハルヒ本人はもちろん、他の人は誰もそのループに気づいていない。長門有希を除き・・・。
この長門は 594 年も一人でループを観察してきたということらしい。

そういう話の中の設定はアニメなので、まあいいとしよう。
しかし驚くのは、このループに合わせ、テレビも内容自体はまったく同じものを 3 週に渡って放送してるんです。
細部は微妙に違うものの、基本的に同じ話を 3 回もやるとは、ものすごい決断だと思う。
先週見たとき、さすがに 2 回で終わると思っていたが、完全にやられた。

もともとこのテレビアニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」の構成は、第 1 話からすごかった。
「涼宮ハルヒの憂鬱」なのに、第 1 話のタイトルは「朝比奈ミクルの冒険」。
誰が主人公なのか分からない。
そして、いきなりセリフ棒読みのキャラが次々と登場する。
これは「劇中劇」だと分かるのだけど、その劇中劇の監督であるハルヒは最後まで姿を現さない。声だけ。

実はハルヒは劇中劇の「監督」だけではなく、その劇自体の「超監督」であるという、多重の階層で成り立っている。
1970 〜 80 年代の筒井康隆の小説みたいに面白いです。