動詞には標準的に使われている「補語」があるため、それを使う。これに違反すると機械翻訳の精度が下がったり、人が適切に解釈できなかったりすることがある。

動詞の補語には通常、「不定詞」、「動名詞」、「名詞節」の 3 つがある。start や know を例にとって説明すると、
・不定詞:start to eat
・動名詞:start eating
・名詞節:know that it is true
という形になる。

Style Guide では recommend という動詞を例に挙げている。
× We recommend to use the Web version of the application.
○ We recommend that you use the Web version of the application.
recommend では that 名詞節を使うのが標準的で、to 不定詞は使わない。

また、どの形の補語を使うかで、意味が異なることがあるので注意する。
例えば stop の場合、
He stopped smoking.(彼は喫煙を止めた。)
He stopped to smoke.(彼は立ち止まってタバコを吸った。)
stop 以外にも次のような例がある。
・try to(〜しようとする)、try -ing(試しに〜する)
・forget to(〜するのを忘れる)、forget -ing(〜したのを思い出せない)
・remember to(忘れずに〜する)、remember -ing(〜したのを覚えている)

他にも、to しか取らない動詞(hope、want、plan など)や、-ing しか取らない動詞(avoid、mind、enjoy など)もあるので注意が必要だ。


注:
・Style Guide とは『The Global Engilsh Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global Market』を指す。
・本項目は、Style Guide の「2.4」の内容に該当する。


The Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global MarketThe Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global Market
著者:John R. Kohl
販売元:Sas Inst
発売日:2007-10-26
クチコミを見る