ネイティブ スピーカーの場合、ある単語と特定の単語とを強く結びつけて覚えている。
『Global English Style Guide』の例だと、correspond という単語は to や with と結びついている。associate の場合は with のみと結びついている。そのため、
× The user can associate metadata to any metadata resource in a repository.
○ The user can associate metadata with any metadata resource in a repository.
となる。

組み合わせが適切でない場合、(1)翻訳時に解釈に手間取る、(2)機械翻訳で間違いが発生する、(3)ドキュメント全体の一貫性が崩れるため翻訳メモリのマッチ率が下がる、といった弊害が発生する。

こういった組み合わせは辞書に記載されていることが多いが、実際の使用例を知りたい場合、Google や Bing で「"associate to"」と「"associate with"」を検索し、その数を比較してみることもよいだろう。ちなみに Google も Bing も " " で囲むと、それぞれの単語ではなく、ひとまとまりの句(フレーズ)として検索できる。
また、コーパス ツールで発生頻度を集計してみる方法もある。例えば英辞郎の「頻度集計機能」を使うと、どの単語の組み合わせが多いのかが手軽に分かる。(頻度集計機能はベータ版なので、非公開になる可能性がある)



・Style Guide とは『The Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global Market』を指す。
・本項目は、Style Guide の「2.6」の内容に該当する。


The Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global MarketThe Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global Market
著者:John R. Kohl
販売元:Sas Inst
発売日:2007-10-26
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