可能な場合、句動詞の要素は隣接させてまとめておく。句動詞とは、動詞と他の語が組み合わさって 1 つの意味を形成するかたまりのことである。

Style Guide では次の例を挙げている。
× Turn the zoom tool off by clicking the circle tool.
Turn off the zoom tool by clicking the circle tool.
句動詞の要素が離れた場所にあると読みにくかったり、機械翻訳の精度が下がったりするため、推奨されている。
他にも Style Guide では、「...shut the server down」を「...shut down the server」、「...spell the name of the unit out 」を「...spell out the name of the unit」にするといった例を挙げている。

こういった原則は句動詞だけではなく、かたまりとして扱った方が読みやすくなる構文にも当てはまるのではないかと思う。
たとえば「whether ... or not」という構文の場合、
  • Whether you choose to work in the IT industry or not...
  • Whether or not you choose to work in the IT industry...
前者は「whether」と「or not」が離れて置かれているが、後者では隣接している。後者の方が「選択するか否か」という意味合いがすぐに明確に分かる。



・Style Guide とは『The Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global Market』を指す。
・本項目は、Style Guide の「3.4」の内容に該当する。


The Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global MarketThe Global English Style Guide: Writing Clear, Translatable Documentation for a Global Market
著者:John R. Kohl
販売元:Sas Inst
発売日:2007-10-26
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