Prozという翻訳者登録サイトがあります。翻訳者や翻訳会社が登録し、インターネット経由で仕事を受発注できます。

そのProzで、言語別に翻訳単価や時間賃金を検索できるようです。


こちらのリンクからも:
Average rates charged for translations
http://search.proz.com/employers/rates

標準的な時給(Avg. rates per hourのStandard)を指標にして、「英語→その他言語」ペアの料金を比較してみます。少なくとも300程度のサンプル数があるペアをいくつかピックアップします。調査対象はフリーランスと翻訳会社のようです。

英語→
アラビア語   $34.83
ブルガリア語  $31.86
中国語     $36.27 
オランダ語   $37.57
ペルシア語   $35.54
フランス語   $37.28
ドイツ語    $36.56
ヘブライ語   $38.20
ヒンディー語  $32.90
インドネシア語 $33.02
日本語★    $35.97
韓国語     $38.95
マレー語    $36.04
ポーランド語  $36.28
ポルトガル語  $36.60
ルーマニア語  $32.80
ロシア語    $33.42
スペイン語   $35.08
タイ語     $34.36

上記ペア全体の平均値は「35.45」、標準偏差は「1.92」です。

例えば「英語→日本語」をメインに翻訳しているフリーランス(会社を除く)をProzで検索してみると、ほぼ全員が日本語ネイティブで、約半分が日本国内に居住しているようです。日本に住んでいると例えばインドネシアやタイなどと比べて物価が高いでしょうが、そういった居住している国の物価はほとんど反映されていないようです。
参考までに、こちらに三菱東京UFJ銀行が出している「アジア各国の賃金比較(2012年1月)」(PDFファイル)という資料があります。これを見ると日本国内の製造業の賃金はアジア諸国の数倍、場合によっては10倍超というレベルです。

インターネット上で取引できる翻訳仕事は、賃金がほとんどフラット化しているということでしょうか。
どういう仕組みでここまで均一化するのか分かりませんが、かなりの驚きです。