今年(2018年)の8/27〜29に、テクニカルコミュニケーター(TC)協会主催の「TCシンポジウム」が開催されます。場所は「東京学芸大学 小金井キャンパス」です。

TCシンポジウムが30周年記念ということで、特別に日本翻訳連盟(JTF)と共同で、翻訳関連のパネルディスカッションが午前と午後に合計2つ企画されています。8/27(月)で、無料で参加可能とのことです。

 「TCシンポジウム30周年記念イベント」のご案内
 https://www.jtca.org/symposium/event.html

8/27当日のプログラムは、午前が「機械翻訳の活用と、生産性の向上〜生産性を上げるために本当に必要なこと〜」です。
午後が「多言語翻訳の品質評価〜国際市場で勝ち抜くための効率的な検査と評価〜」で、こちらにパネリストとして登壇します。私は主にJTFで作っている「翻訳品質評価ガイドライン」について説明します。

翻訳は翻訳者だけで完結するわけではなく、プロセス全体として考えないとうまくいかないと考えています。
テクニカルコミュニケーションは翻訳対象となる「原文」を書くステップです。原文が悪いと翻訳の質も下がることは、翻訳業界人なら日常的に経験しているでしょう。TC協会とJTFとの共同が、原文作成から翻訳に至るまでのプロセスを改善できる契機になれば意義深いことだと思います。

◆追記(7/28)
以下のページからすぐにチケットを申し込めるようです:
https://tc30.peatix.com/