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IT翻訳者Blog

翻訳、英語、ローカリゼーション、インターナショナリゼーションなどについて書いています。

学術

19 1月

情報処理学会DC研究会(第101回)で翻訳関連の発表募集

情報処理学会の第101回ドキュメントコミュニケーション研究会(DC研究会)で、翻訳や多言語に関連した研究発表の募集をしています。
詳しくはこちらのURLから:
http://sigdd.sakura.ne.jp/index.php?title=%E7%AC%AC101%E5%9B%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A

研究会自体は2016年3月24日ですが、発表申し込みが1月31日、原稿締切が3月2日です。発表申し込みまで近いので、原稿は書けていなくても、もしアイデアがあれば申し込んでおいてもよいのではないでしょうか。

原稿は論文の形式で、これまでのDC研究会での発表はこちらのサイトから閲覧できます。2年以上経過したものはログインなしで見られるので、書き方の参考になるかと思います。大学の研究者だけでなく、企業で働く人も多く発表しています。
(ちなみに私も発表予定です)

発表者も参加費が必要です(非会員で2500円)。

以上です。
30 10月

『翻訳研究への招待』12号に論文掲載

日本通訳翻訳学会の論文誌『翻訳研究への招待』12号に論文が掲載されました。

論文のPDFファイルはこちら:

 ソフトウェアUI英語のレジスター分析:目標テクスト生成能力の向上に向けて
 http://honyakukenkyu.sakura.ne.jp/shotai_vol12/03_vol-12_Nishino-Nohara.pdf

かいつまんで言うと、ソフトウェアUIの英語は他分野(新聞やブログ)の英語と比べ、以下のような言語的な特徴があるという内容です:

  • 「can」が多い: ユーザー操作の可不可に関する表現が関係している

  • 「you」や「your」が多い: ユーザーやユーザーの所有物をこれらの言葉で表すため

  • 指示限定詞の「this」が多い(this dialog boxなど): 画面に表示されたものをthisで示すため

  • 文断片が多く、かつ短い: メニューやボタンなどを短い文断片で書くため

  • 状況的な省略が多い(Can't access SD card.の主語省略など): 文脈をユーザーが把握しており、省略しても意味が通じるため

  • 命令が多い: ソフトウェアに対する指示(操作)があるため


こういう特徴を把握しておくと、ソフトウェアUIの翻訳(英訳)やライティングで役立つだろうという結論です。

以上です。
13 5月

テクニカルコミュニケーション学術研究会で発表

6/14(土)に早稲田大学で開催される「第5回テクニカルコミュニケーション学術研究会」で発表します。
発表内容は、ソフトウェア・ローカリゼーション練習ツールを使った教育(学習)方法についてです。

詳細や申し込みに関してはこちらのウェブサイトで。
28 8月

「翻訳研究への招待」で論文掲載

日本通訳翻訳学会の「翻訳研究への招待」という電子ジャーナルに論文が掲載されました。
以前からブログで紹介しているローカリゼーション練習用アプリに関する内容です。

・「翻訳研究への招待」サイト
http://honyakukenkyu.sakura.ne.jp/index.html

・論文「Development and Evaluation of Localization Training Software」Ryutaro Nishino and Kayoko Nohara
http://honyakukenkyu.sakura.ne.jp/shotai_vol10/No_10-003-Nishino_Nohara.pdf (PDFです)

電子ジャーナルは公開までの時間が短くていいですね。
編集後記によると、日本通訳翻訳学会では「テクノロジー研究プロジェクト」が発足するとのことで、楽しみです。

以上です。
6 8月

HCI International 2013で発表しました

7月にラスベガスで開催された「HCI International 2013」という学会で発表してきました。

タイトルは「Characteristics of UI English: From Non-native’s Viewpoint」で、ソフトウェアのUIで使われている英語は一般的な英語と比べてどのような特徴を持っているのか、特に非ネイティブの視点から比較して考察した研究です。「UIで使われている英単語のレベルは一般英語より高いが、多様性は逆に低い。そのため限られた数の単語を習得すれば読解が楽になる」といった結論を出しています。論文全体はSpringerのサイトで入手できます(買うと高いですが…)。

発表後の写真。
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ちなみに学会の基調講演はMITメディアラボの石井裕教授でした。講演終了後に少しお話をさせていただけたのでうれしかったです。




学会終了後に1日だけ観光しました。さすがにラスベガスはいろいろあります。
あまりカジノには興味がないので、知人から勧めてもらった「シルク・ドゥ・ソレイユ」を観ました。ビートルズをテーマにした「LOVE」です。単なるサーカスではなく、演出が素晴らしかったです。

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ラスベガスでは複数の場所でシルク・ドゥ・ソレイユが別々の題目を公演しているようです。

あとはユニークな形のホテルがあるので、いくつか巡って来ました。まず「ルクソール」。昼間は40度近くあったので、外に出ると干からびて死にそうでした。

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次に「ニューヨーク・ニューヨーク」。

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「エクスカリバー」。

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それから「パリス・ラスベガス」。

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最後に宿泊していた「ハラーズ」。

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正直なところあまり高級なホテルではなかったですが、窓から向かいのホテル「ミラージュ」の火山ショーが夜な夜な観られたのでいい思い出になりました。



以上です。
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筆者について
西野 竜太郎
(Ryutaro Nishino)

翻訳者/コンサルタント。合同会社グローバリゼーションデザイン研究所・代表社員。日本翻訳連盟・理事。
プロフィールや連絡先などについては会社のウェブサイトをご覧ください。
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