rnishino

IT翻訳者Blog

翻訳、英語、ローカリゼーション、インターナショナリゼーションなどについて書いています。

1 5月

『プログラミング英語教本』を書きました

『プログラミング英語教本』という本を書きました。本日5/1にその電子版が発売されています。

プログラミング時に触れる英語のドキュメント4種類(ソースコードのコメント、APIリファレンスなど)について解説しています。「プログラミング必須英単語600+」についても詳しく紹介しています。

また、本書はプログラミング英語検定の学習用書籍にもなっています。

プログラミング英語教本

書籍ページ: https://globalization.co.jp/publication/programming-english-textbook/
(試し読みがこちらから可能)

現在、電子版を購入できるのは、達人出版会Google Play書籍です(後日Kindleも予定)。

なお紙版は7月中旬の発売を予定しています。アマゾン楽天ブックスではすでに予約を受け付けているようです。

お読みいただけると幸いです。
16 4月

翻訳品質に関する言語処理学会の論文公開

2020年3月に開催された言語処理学会の発表論文が公開されています。

 言語処理学会第26回年次大会(NLP2020)
 https://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2020/index.html

私もテーマセッション「翻訳とは何か? 何ではないか?」で、関西大学の山田さんと共著で1つ発表しました。PDFファイルを以下からダウンロードできます。

 翻訳品質と JTF 翻訳品質評価ガイドライン: 生産ベース評価の品質の考え方
 https://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2020/pdf_dir/G1-1.pdf

基本的には機械翻訳の研究者向けなので、翻訳業界の方々はすでに知っている内容かもしれません。
簡単に言うと「翻訳とは、字面上のテキスト変換ではない。人間は、仕様や現実世界など、テキスト外部の要因も考慮して翻訳をしている。だから今後、そういった視点を機械翻訳研究に取り入れてはどうか?」という内容です。

一般社会では「翻訳=テキスト変換」だと考えている人は結構いますし、日常レベルではそれで十分なこともあります。ただし、最終読者に合うように翻訳したり、記述内容の正しさも判断しつつ翻訳したりするには、テキスト外部まで把握する必要があります。

現在の機械翻訳では、テキスト外部まで考慮した翻訳ができません。今後翻訳業界が生き残るには、一般社会の人にここを理解してもらう点が重要でしょう。単に機械翻訳のミスをあげつらうより、機械翻訳の発展や利点を認めた上で、「それでも人間にしかできない点と、それの何に価値があるのか」を社会に伝えた方が生産的だと考えます。
31 3月

2020年度からJTF個人年会費が半額(+現在入会キャンペーン)

日本翻訳連盟(JTF)の個人会員の年会費が2020年4月1日から半額になります。
従来は年2万円でしたが2020年度から年1万円です。

会員になるとさまざまなメリットがありますが、経済面では以下の通りです(執筆時点)。

  • 翻訳(関西)セミナー受講料: 非会員6,000円が3,000円(税抜)

  • セミナーDVD代金: 非会員6,000円が3,000円(税抜)

  • 翻訳祭の参加費: 2019年の場合、非会員10,000円が5,000円(税抜)

  • ほんやく検定受験料: 非会員に比べて20%安い

  • 翻訳白書(2017年版): 非会員20,000円が無料(!)


その他、関連団体のセミナーなどへの参加費が割引になることもあります。

さらに、2020年5月31日まで入会金が半額になる入会キャンペーンを実施しています。
こちらの入会案内ページをご覧ください:
https://www.jtf.jp/jp/admission/admission_info.html

現在フリーランスや会社員として翻訳の仕事をしている、あるいはこれからしたいという方は、この機会にぜひご入会ください。

以上です。
著書/訳書
血と汗とピクセル
『血と汗とピクセル』


アプリ翻訳実践入門
『アプリ翻訳実践入門』


ソフトウェアグローバリゼーション入門
インプレス刊
『ソフトウェアグローバリゼーション入門』

達人出版会刊
『ソフトウェア・グローバリゼーション入門』


英語語源が魔術に変わる世界では
『英語語源が魔術に変わる世界では』


現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング
『IT英語リーディング』


アプリケーションをつくる英語
紙版
『アプリケーションをつくる英語』

電子版
『アプリケーションをつくる英語』
第4回ブクログ大賞受賞】