ここしばらくの間、アメリカのニュースのトップはハイチかオリンピックかトヨタでした。いよいよトヨタの社長が下院公聴会に呼ばれ、一体どうなることかと思っていました。
議会での証言後に地元ディーラーとの会合に出席して、涙を流したそうです。

Toyoda's tears
http://www.youtube.com/watch?v=OItBnWHjlFM
ロイターのビデオ(YouTube)

マスメディアのニュースばかり見ていると気がつきませんが、意外にトヨタ擁護の声はネット上に多いようですね。このロイターのコメントを見ると、トヨタ批判はそれほどなく、比較的好意的なものばかりです。
流暢な英語でスピーチして冷静な顔をしているより、巨大企業トップの人間的な側面の方が同情を引くのでしょうか。

また、CNN のコメントを見ても、トヨタを買い続けるというコメントが多いです。
むしろフォードや GM に対する批判が多い。

Analysis: How did Toyoda do?
http://www.cnn.com/2010/BUSINESS/02/25/toyota.congress.react/index.html

Toyoda in Washington: A clash of cultures?
http://www.cnn.com/2010/BUSINESS/02/24/money.toyoda.culture.clash/index.html

少なくともこういったコメントを見ると、トヨタに対する信頼は崩れていないようです。
選挙を控えている下院議員の「政治的パフォーマンス」みたいに捉えている人も多いんでしょうね。