JTFジャーナルは2016年5-6月号から構成が大幅に変わり、新しい連載が9つスタートしています。
新連載はJTFジャーナルのPDFファイルから読めます。

私も「翻訳品質のランチボックス」というタイトルで連載記事を掲載させてもらっています(5-6月号だとp. 20〜)。機械翻訳の普及などとあいまって、翻訳の「品質」に対する関心は業界で広がりつつあるように思えます。私の連載は、翻訳品質に関するさまざまな議論や主張を紹介しながら、これからの翻訳品質について考えようという内容で書く予定です。
「ランチボックス」(弁当箱)というタイトルは、そういったさまざまな議論や主張をサンドイッチやらおにぎりやらであると捉え、それをみんなでつまんで食べましょうという意図で付けました。

連載の第1回はGarvinという学者の論に基づく翻訳品質の分類を紹介しています。

JTFJournal2016-5

以上です。