昨年(2016年)の12月にライオンブリッジが買収されて非上場企業になった。アメリカで上場している巨大な翻訳会社はなくなり、唯一サジャン(ナスダック)だけとなったようだ。

日本で上場している翻訳会社と言えば「翻訳センター」(東証ジャスダック)がすぐに思い浮かぶ。
他にも翻訳を主な事業(子会社含む)にしている上場企業がいくつかあることは知っていたが、調べてみると意外にも多かった。

アウンコンサルティング(東証2部)
ビジネス分野などの翻訳。

クレステック(東証ジャスダック)
マニュアル制作、翻訳など。

グレイステクノロジー(東証マザーズ)
翻訳、テクニカルライティングなど。

CDS(東証1部)
マニュアル制作など。子会社の東輪堂などで翻訳サービスを提供。

フュートレック(東証2部)
音声認識など。子会社のメディア総合研究所で翻訳サービスを提供。

ロゼッタ(東証マザーズ)
機械翻訳、人手翻訳。子会社のグローヴァで翻訳サービス、エニドアでクラウドソーシング翻訳サービスを提供。


ちなみに2017/1/16時点で日本翻訳連盟(JTF)の会員となっている企業は翻訳センターに加え、グレイステクノロジーとロゼッタ(+子会社グローヴァ)だけのようだ。