翻訳業界には「トライアル」なるものがあります。

私が知る限りでは、
  (1)翻訳を発注したい会社が翻訳会社を選定するために行なうテスト
  (2)翻訳会社がフリーランスの翻訳者を選抜するために行なうテスト
の 2 種類があります。
いずれの場合も、「仕事を出す先」をテストするわけです。

今、(2)の意味でのトライアル課題文を作っています。
(さすがに内容については言えませんが)

これまでにも作ったことはあるのですが、何度やっても悩みます。
このテストで翻訳者を選抜するわけですから、あまり簡単では駄目だし、かといって現実に遭遇しないようなひねくれた文を出しても実力は測れない・・・。
などと思っていたら、こんな本があるんですね。

「トライアル現場主義!―売れる翻訳者へのショートカット」
http://www.amazon.co.jp/dp/4621076043

ただ、トライアルというのは各翻訳会社で重視する部分が違ったり、どのレベルの翻訳者を募集しているかで合否基準が異なったりするので、対策を立てるのは簡単ではないでしょう。