IT翻訳者Blog

翻訳、英語、ローカリゼーション、インターナショナリゼーションなどについて書いています。

カテゴリ: プログラミング英語検定

先週、「プログラミング英語の読み方」というオンライン講座を私の会社から公開しました。

・リンク:https://globalization.thinkific.com/courses/reading-programming-english

academy_reading_20201117

ソースコードの関数名やコメント、APIリファレンス、マニュアルなど、プログラミングで触れる英語ドキュメントを読むコツを解説しています。ビデオは約1時間半です。
また、重要な英単語や英語表現をまとめた資料(PDFファイル)がいくつもダウンロードできるようになっています。

価格は1,650円で、90日間アクセス可能です。無料プレビューも可能です(ただし登録要)。

なお基本的には『プログラミング英語教本』をベースにしており、同書をお読みの方には新しい内容ではないのでご注意ください。
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自社で公開している「プログラミング必須英単語600+」の学習用アプリを公開しました。

ダウンロードなどはこちら:
https://progeigo.org/learning/600-plus-app/





ところで、このアプリは「ノーコード」のサービスであるGlideで制作しました。トップページには「5分でGoogleシートからアプリを作成」などと書いてあります。

Glide


そこで以下のような英単語情報をGoogleシートに入れて作成してみました。

Glide用スプレッドシートデータ

驚いたことに、本当に一瞬で大枠のアプリができ上がりました。ただし細かい設定をしたり文言を追加したりするので、公開できるレベルにするにはもっと時間はかかります。しかしアプリのプログラミングを習得する時間を考えたら、わずかな時間です。

Glideは、このようにGoogleシートに入るようなデータをうまくユーザーに見せるというアプリには向いています。一方であまり複雑な処理はできないので、どのようなアプリも作れるわけではありません。
また、Google Playなどからダウンロードするネイティブ・アプリではなく、ウェブに近いPWA(プログレッシブ・ウェブ・アプリ)です。



最近、Glide以外にもノーコードやローコードのサービスをいくつか使っています。ノーコードには「非プログラマー向け」という印象がありますが、とても便利な面もあります。
それはプログラミングをする上で煩雑な約束事を覚えておく必要がないという点です。たとえばJSONの書き方は、普段接している人でないと、細かい部分まで覚えていられません。そういった部分の調査する必要がない分、ビジネス・レベルのロジックなどに集中できます。
そのため、ノーコードやローコードはプログラマーにとってもメリットが大きいと感じています。
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『プログラミング英語教本』という本を書きました。本日5/1にその電子版が発売されています。

プログラミング時に触れる英語のドキュメント4種類(ソースコードのコメント、APIリファレンスなど)について解説しています。「プログラミング必須英単語600+」についても詳しく紹介しています。

また、本書はプログラミング英語検定の学習用書籍にもなっています。

プログラミング英語教本

書籍ページ: https://globalization.co.jp/publication/programming-english-textbook/
(試し読みがこちらから可能)

現在、電子版を購入できるのは、達人出版会Google Play書籍です(後日Kindleも予定)。

なお紙版は7月中旬の発売を予定しています。アマゾン楽天ブックスではすでに予約を受け付けているようです。

お読みいただけると幸いです。
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私の会社で提供している「プログラミング必須英単語600+」を更新しました。新しいバージョンはv2020-01です。

初公開後にいただいたフィードバックを基に修正しました。フィードバックしてくださった皆さま、ありがとうございました。
以下の英単語の入れ替えをしています。

  • fire:「アドバンスト」に新規追加

  • auto:「アドバンスト」から「略語」に移動

  • ops:「略語」から削除


これら以外の修正は変更履歴にまとめてあります。



同じくプログラミング英語検定のウェブサイト上で、Googleが出している開発者向け英文スタイルガイドを解説する連載をしています。
毎月の掲載で、すでに2回分が公開されています。

 英文スタイルガイド解説(1):節の順序
 https://progeigo.org/english-topics/2019/google-styleguide-1/

 英文スタイルガイド解説(2):日時の書き方
 https://progeigo.org/english-topics/2019/google-styleguide-2-dates-times/

プログラミング英語検定のニュースレターを購読していただくと、この英文スタイルガイド解説(や必須英単語600+の解説)も毎月送られます。よかったらこちらから購読してください。
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私の会社でベータ版を公開した「プログラミング英語検定」について、いくつかのメディアでニュース記事にしていただきました。

・IT人材ラボ
 「プログラミング英語検定」のベータ版をリリース、「プログラミング必須英単語600+」も無償配布―グローバリゼーションデザイン研究所
 https://itjinzai-lab.jp/article/detail/1852

・ICT教育ニュース
 プログラミングで求められる英語力を測る「プログラミング英語検定」開始
 https://ict-enews.net/2019/09/06progeigo/

・リセマム
 プログラミング英語検定、無料ベータ版提供開始
 https://resemom.jp/article/2019/09/09/52377.html
(なおYahoo!ニュースにも転載されています)

・EdTechZine
 プログラミングで必要な英語力を測定、「プログラミング英語検定」提供開始
 https://edtechzine.jp/article/detail/2635


【追記】9/17に「教育家庭新聞」でも取り上げていただいています。
プログラミングで必要な英語力を測る「プログラミング英語検定」を開始
https://www.kknews.co.jp/news/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A7%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%8A%9B%E3%82%92%E6%B8%AC%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9


「プログラミング + 英語」でキーワードとしてインパクトがあったのか、予想以上に反響があり、はてなブックマークの人気エントリー(9/6分)に入ったり、まとめサイトに載ったり(😅)しました。
また、ありがたいことにベータ版の受験者もかなりの数に上っています。

プログラミング英語検定のウェブサイトにも記載しましたが、もし同検定に協賛していただける団体(企業や学校など)がいれば、ご連絡いただけると幸いです。

以上です。
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